星ゆきの読み方
一つひとつの星ではなく、
全体の流れを読む
出生図にある天体を切り離して性格を説明するのではなく、それぞれの力がどのようにつながり、どこへ向かうと生きやすいのかを見ていきます。
最初の手がかり
天体同士のつながりをたどる
出生図にある天体は、それぞれが位置している星座を通して、その力を表します。そして、一つひとつの星座には、その性質と深く関わる「支配星」と呼ばれる天体があります。
ある天体がどの星座にあり、その星座の支配星がどこにあるのかを順にたどると、天体同士がどのようにつながり、力がどこへ受け渡されていくのかが見えてきます。このつながりをたどる方法を、占星術では「ディスポジター」と呼びます。
ここでいう「支配」は、ある天体が別の天体を上から動かすという意味ではありません。その力が次にどこへ向かうのかを示す、案内役のような意味です。
一つの例
複数の入り口から、同じ天体へ
一人の中には、いつも同じところから始まるのではなく、異なる入り口から動き出す複数の流れがあります。星ゆき本人の出生図では、次の二つの流れが、どちらも魚座の火星へつながります。
心惹かれることから始まる
牡牛座の太陽が価値を感じたものに、牡羊座の金星が心惹かれ、「やってみたい」と自分から動き始めます。
情報から始まる
双子座の月が情報を拾い、牡羊座の水星が「これは良さそう」と興味を持つと、考え続けるより先に試してみます。
流れの現在地
力は自動的に最後まで流れるわけではない
天体同士のつながりが出生図に表れていても、その力がいつも自動的に最後まで流れるとは限りません。次の天体が十分に働くような対象や環境に出会うと、力は自然に先へ進みます。一方で、次の天体がうまく動き出さなければ、興味を持って始めたことでも、途中で止まってしまうことがあります。
上の例では、どちらの入り口から始まっても、次に魚座の火星へ力が渡ります。その対象が、知らない間に夢中になり、感覚的に力を注げるものであれば、さらに先へ進みます。そうでなければ、最初の興味が本物であっても、そこで流れが止まる場合があります。
「始めたのに続かなかった」ことを、意志が弱かったと決めつけるのではなく、どこまでは自然に動き、どこで力が止まったのかを見ていきます。
出生図全体と重ねる
ディスポジターだけで決めない
ディスポジターは、出生図全体の流れを見るための土台です。ただし、実際にその力が動くかどうかは、ディスポジターだけで決まるものではありません。
月が感情的に安心できるか、その経験が本人の成長の方向と結びつくか、ほかの天体やアスペクトが後押ししているかなど、出生図にあるほかの力も重ねて見ていきます。
対話で見つける
現在の状況と重ねる
出生図に表れた可能性だけを見て、「こう生きるべきです」と答えを決めることはできません。本人がどんな経験をしてきたのか、現在どこで行き詰まりを感じているのか、これから何を望んでいるのかを伺いながら、出生図と重ねていきます。
- 現在、どの力まで自然に動いているのか
- どの段階で熱が失われやすいのか
- 次の力が動き出すのは、どんなときか
- 今取り組んでいることは、その先まで力が流れるものか
占星術で人生を決めない
星ゆきが大切にしているのは、占星術に答えを決めてもらうことではありません。出生図を通して、これまで見えていなかった自分の力や、今起きていることの背景を見つけ、自分で考え、自分で選ぶために活用することです。
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